東京都還暦軟式野球連盟 競技規程細則
(目 的)
第1条 この細則は、東京都還暦軟式野球連盟競技規程(以下「競技規程」という)の実施に関し必要な事項を定める。
なお、本細則は東還連独自のものであり、全還連並びに関還連及び他県の連盟主催の大会には適用しない。各大会参加チームは
それぞれの要項を遵守すること。
(チーム編成)
第2条 競技規程第1条④のパイオニアリーグ(以下「Pリーグ」という)の試合参加については、投手は満65才以上の選手とし、Pリーグ実施
の趣旨から、70歳以上の選手や還暦リーグの控え選手を中心とした選手起用を行い、還暦リーグのレギュラー選手の起用については、
対戦相手チームの了承を得て、定位置外等配慮した起用とすること。
(用 具)
第3条 競技規程第3条の用具の規定については、④を下記のとおりとする。
ユニフォームについては、帽子とユニフォームシャツ・パンツについては、チームとして同型・同色・同意匠とする。なおパンツに
ついては、全還連規定のレギュラー型統一が望ましいが、個々人のロングパンツ着用も認める。但し、ストッキングの色が確認できるもの
とする。また、ストッキングについては、カット型と一体型の混在は認めるが、チーム同色・同意匠とし、アンダーシャツ、アンダーソックスに
ついては、同色とする。なお、メーカーによる色合いの違い、色あせ等の変色によるものは問題としない。
(猛暑対策による試合中止)
第4条 競技規程第5条の中止について、熱中症対策として、試合前日以前に、試合当日の東京地区(練馬・府中・東京)の何れかに「熱中症警戒
アラート(暑さ指数33以上)」が発せられた場合、試合中止とすることができる。試合中止については、連盟リーグ担当者とグラウンド主権者が
協議し、決定した場合は、同条の規定に基づき、対象各チームに連絡するものとする。
(試合時間の制限)
第5条 競技規程第6条2項の試合時間制限については、110分時間制限とし、時間制限を越えて新しいイニングには入らない。
但し、還暦リーグ及び古希リーグについては、5回終了していない場合は、5回終了迄、試合を継続する。
A. 先攻チームが勝っている場合、若しくは、同点の場合は、5回裏の攻撃まで継続する。
B. 後攻チームが勝っている場合は、5回表の攻撃終了時に試合終了とする。
(DHについてのPリーグの特例)
第6条 競技規程第6条2項②において、Hは守備に着けないとの規定があるが、Pリーグの試合においては、試合続行を可能とするためには、
Hを一度だけ試合途中の選手交代により守備に着かせることができるものとする。但し、Hの選手1名は置くこととし、10人制に変更はない。
(試合の棄権)
第7条 競技規程第6条3項①の規定については、試合実施については、試合開始5分前までに10名の選手が揃う事を原則とする。なお、チーム
事情により、やむを得ず、人数が揃わない場合は事前に棄権を申し出ることとする。但し、一度棄権を申し出た場合、当該試合が天候等の
事情により中止となり日程が変更されても、棄権を取り消す事はできない。
(試合の成立)
第8条 競技規程第6条3項④の試合の成立につき、「不成立の場合は再試合とする」と規定されているが、還暦リーグ並びに古希リーグについ
ては、再試合とするが、Pリーグについては、再試合は設定しない。
(ダブルベースの使用)
第9条 競技規程第6条の3項⑤のダブルベースの使用については、色付ベースは攻撃側の打者走者のみに適用する。但し、ヒットを打っての
一塁オーバーランや長打を狙って一塁を回る時、いったん走者となって一塁ベースに帰塁する時は白色ベースのみを使用する。
(試 合)
第10条 競技規程第6条3項⑧では、捕手の用具着用義務を規定しているが、攻守交代時に投手の投球練習を補佐する選手もマスクの着用を
義務付ける。
(申告敬遠)
第11条 競技規程第6条3項⑨の申告敬遠は、監督からの申告により成立する。
(表彰)
第12条 競技規程第11条の表彰については、以下のとおり取扱うものとする。
① チーム表彰について、還暦リーグは各部の第1位チームに 賞状と優勝杯を授与する。なお、一部優勝チームには優勝旗を授与する。
② 個人記録の優秀者については、投手部門「完全試合」「ノーヒットノーラン試合」打者部門「サイクルヒット」とし、賞状と記念楯を授与する。
なお、投手部門については、7回終了を条件とする。
③ 個人表彰項目の達成については、当該試合担当審判チームが、両チームの承認を受け、「試合結果報告書」にその旨を記載し、
連盟宛報告するものとする。
(補 足)
第13条 本競技規程細則の改正については、理事会の承認により決定する。
この競技規程細則は、令和6年4月19日制定とする。
2025年2月20日 改正